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【お金を守る教科書①】連帯保証人になってはいけない理由|なぜ“絶対NG”なのか?

こんにちは、よろずやです!

今回から始まる【お金を守る教科書】シリーズ。
第1回は「連帯保証人には絶対になってはいけない」という超重要テーマをお届けします。

「友人にお願いされて…」「家族だから断れなくて…」
そんな“人情”が、あなたの人生を一瞬で壊してしまうこともあるのです。

目次

⚠ 保証人と連帯保証人の違い、知っていますか?

よく混同されがちですが、「保証人」と「連帯保証人」は全く違います。
以下の表を見れば、一目瞭然です。

種類主な責任特徴
保証人債務者(借りた本人)が返済できない場合に支払う義務債権者はまず本人に請求しなければならない
連帯保証人債務者と“まったく同じ”立場で返済義務を負う債権者は最初から連帯保証人に請求できる/拒否不可

つまり、連帯保証人になるということは、自分が借りてもいない借金の責任を丸ごと背負うということなのです。

🧨 実際に起こる!連帯保証人の悲劇

💸 ケース①:友人の事業資金で連帯保証人に→全額請求!

「一緒に夢を追いたい」と言われて友人の開業資金の連帯保証人になったAさん。
半年後に事業が失敗し、銀行から400万円の請求がダイレクトにAさんの元へ。
友人は自己破産し、結局Aさんが全額を支払うことに…。

🏠 ケース②:親の借金の連帯保証人に→相続放棄できず

「親だから…」と安易に連帯保証人になったBさん。
親の死後も借金の返済義務は続き、相続放棄では逃れられず、生涯かけて支払う羽目に。

❌ 「家族だから」「昔からの仲だから」は通用しない

連帯保証人になる理由で多いのが、「親しい人に頼まれたから断れなかった」というパターン。

でも、どれだけ親しくても「借りたのは自分じゃない」という事実は変わりません。

どうしても断りにくいときは、こう言いましょう:

「ごめん、連帯保証人には家族にもならないって決めてるんだ」

それで壊れるような関係なら、それまでの関係です。

✅ まとめ|連帯保証人は“自己破産の入り口”になることも

連帯保証人になることで、あなたの信用・財産・未来すべてが危険にさらされます。

  • 「連帯保証人=借金を背負う人」と理解する
  • 曖昧な返事はせず、断る勇気を持つ
  • 人生を守るためには、冷静な判断が必要

これが、お金を守る人の鉄則です。

▶ 次回予告|【お金を守る教科書②】知らぬ間に借金を背負う?保証人・共同名義のリスク

次回は、実は身近にある「知らないうちに借金を背負っている」リスクについて解説します。
特に夫婦や親子の「共同名義」や「ローン契約」には落とし穴がいっぱい。
ぜひ引き続きご覧ください!

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