こんにちは、よろずやです!
「スマホひとつで月収50万円!」
「たった5分で不労所得が入る副業」
「在宅ワークで自由な生活を実現!」
こんな魅力的な“副業の広告”を、あなたも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください。
その“うまい話”、本当に信じて大丈夫ですか?
今回は、増え続ける「副業詐欺」の手口と、それを見抜くためのポイントをわかりやすく解説します。
💡 なぜ副業詐欺が横行しているのか?
コロナ禍や物価高を背景に、「収入を増やしたい」という人が急増しました。
そのニーズに便乗して、副業を装った詐欺が増えているのです。
特にSNSやLINE、YouTube広告などを通じて広がるケースが多く、年齢・性別を問わず被害者が後を絶ちません。
⚠️ よくある副業詐欺の手口
副業詐欺の多くは、以下のようなパターンで近づいてきます。
① 高額報酬をチラつかせる
「誰でも簡単に月収○万円!」と甘い言葉で気を引きます。
② 初期費用や教材費を請求
「成功にはこのツールが必要」と称して数万円〜数十万円を要求。
③ 運営者の正体が不明
連絡先がGmailのみ、会社の登記が確認できない、代表者名も曖昧。
④ 話がどんどんエスカレート
「もっと稼ぐにはさらに投資が必要」などと、次々と追加料金を求めてきます。
🔍 詐欺かどうかを見抜く5つのチェックポイント
1.会社名・代表者名をネットで検索
→ 登録業者か?口コミや評判は?金融庁のサイトも要確認。
2.「儲け話」を強調しすぎていないか?
→ 実績より感情に訴える広告は要注意。
3.契約内容があいまいではないか?
→ 特商法に基づく表示がないサイトは危険信号。
4.支払い方法が「銀行振込限定」になっていないか?
→ クレジットカードや後払い不可のケースは詐欺率高め。
5.「すぐ決めて!」と急がせてこないか?
→ 決断を焦らせる=冷静な判断をさせたくない証拠です。
🧩 本当に安全な副業とは?
すぐに大金が手に入る“夢の副業”は、まず疑ってかかりましょう。
本当に信頼できる副業には、以下のような特徴があります。
- 収益までのプロセスが明確に説明されている
- 特商法の表記や会社情報がしっかり記載されている
- 無理な勧誘や高額請求がない
- 稼げるまで時間と努力が必要であると説明されている
✅ まとめ:うまい話には必ず“ウラ”がある!
「怪しいな」と思ったら、家族や信頼できる人に相談してください。
お金を守る第一歩は、「疑うことを恐れない」ことです。
そして、もし被害にあった場合は泣き寝入りせず、消費者センターや警察など公的機関に相談しましょう。
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