こんにちは、よろずやです!
「クレジットカード、ちょっとだけ貸してくれない?」
「急ぎで買いたいものがあるんだけど…一時的に使わせて!」
親しい友人や家族から、そんなお願いをされたことはありませんか?
でも、その“ちょっと”のつもりの貸し借りが、実はとても危険な行為だと知っていますか?
今回は、意外と軽く見られがちな「クレジットカードの貸し借り」が招く重大トラブルについて、具体例を交えながら解説していきます。
目次
💳 クレカを貸すのは「利用規約違反」
クレジットカードの名義人以外が使用することは、カード会社の利用規約で禁止されています。
つまり、カードを貸した時点で「規約違反」。
違反が発覚すれば、強制退会や今後の利用停止、場合によっては損害賠償を求められることもあるのです。
⚠️ よくあるトラブル事例
① 使いすぎて返済不能に
貸した相手が想定以上の金額を使い、支払えなくなるケース。
結局、名義人であるあなたが支払い責任を負うことになります。
② 分割払いやリボ払いを勝手に設定される
知らないうちに高額な利息が発生し、信用情報に傷がつくことも。
③ 不正利用とみなされ保険が適用されない
たとえカードが盗難や悪用されても、「貸した」とみなされれば補償対象外になる可能性があります。
🧠「断るのが悪い」なんて思わないで!
クレカの貸し借りを頼まれて断ると、「冷たい」と思われるかもしれません。
でも、本当に大切な人だからこそ、お金や信用を守るために“NO”と言う勇気が必要です。
トラブルになったあとで、「なんであのとき貸してしまったんだろう…」と後悔する前に、毅然と対応しましょう。
✅ まとめ:カードは絶対に「貸さない・借りない」
- クレジットカードの貸し借りは契約違反であり、リスクが大きい
- 一度の貸しで信用情報や人間関係を失うことも
- たとえ家族でも、名義人以外の使用はNG!
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