こんにちは、よろずやです!
「スマホひとつで月収50万円!」
「SNSで仲間を集めるだけで、誰でも稼げる!」
InstagramやX(旧Twitter)、LINEオープンチャットなどで、こんな“夢のような副業募集”を見かけたことはありませんか?
でも、その副業がマルチ商法(連鎖販売取引)だったとしたら…
あなたのお金だけでなく、大切な人間関係までも失う危険があるのです。
今回は、SNS時代ならではのマルチ商法の特徴と、そのワナを見抜くためのポイントをお話しします。
📌 マルチ商法とは?
マルチ商法(連鎖販売取引)は、商品やサービスを販売しながら、新しい会員(販売員)を勧誘し、その紹介人数や売上に応じて報酬を得る仕組みです。
日本では特定商取引法で規制されており、条件を満たさない運営や勧誘は違法です。
合法を装っていても、実態は「会員を増やすこと」が主目的で、商品の価値は二の次…というケースも多くあります。
⚠️ SNS集客型マルチ商法のよくある手口
① “副業講座”や“SNSマーケティング塾”の名目
稼ぎ方を教えると言いながら、実際は新たな会員を集めさせる仕組み。
② DMやLINEでの個別勧誘
フォロー後すぐに「お仕事の提案があります」と連絡が来る。
③ 高額な初期費用や月会費の要求
「先行投資が必要」として数万円〜数十万円を請求される。
④ 商品の説明より“紹介制度”の説明が中心
「○人紹介すれば元が取れる」といった話ばかり。
🧠 断る勇気が自分と周りを守る
SNSでの勧誘は、相手が知人や友人であっても危険です。
一度参加してしまうと、自分も他人を勧誘する立場に回される可能性があります。
そうなると、あなた自身が加害者になってしまうことも…。
「せっかく誘ってくれたのに悪いかな…」と思っても、はっきりとNOと言うことが大切です。
🚨 もし契約してしまったら…
- 契約書を受け取ってから20日以内ならクーリングオフが可能(連鎖販売取引の場合)
- SNSやLINEのやり取りは証拠として保存
- すぐに消費生活センター(188)や国民生活センターに相談
✅ まとめ:SNS時代の副業は慎重に!
- 「SNS集客で簡単に稼げる」はマルチ商法の常套句
- 商品やサービスより勧誘がメインなら要注意
- 少しでも怪しいと思ったら、契約せず第三者に相談
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