こんにちは、よろずやです!
5月末に優待クロスで取得した小津産業(7487)の株主優待が届きました。箱いっぱいのティッシュとトイレットペーパー。生活の安心感は満点——けれど今回ばかりは、到着のうれしさよりコストの現実が強く残りました。制度信用で入った結果、逆日歩が跳ねて「高級ティッシュ化」してしまった体験を、届きモノの所感と合わせて振り返ります。
目次
🧭 要点サマリー
- 中身は500株で6,000円相当の家庭紙詰合せ、実用性は高い。
- 取得コストは43,461円/名義。差し引き-37,461円、二名義合計で-74,922円。
- 教訓:5月は銘柄数が少なく需給が偏りやすい。一般信用が取れないなら見送りが堅実。
📦 開封レビュー:暮らしは助かる、でも数字はもっと正直
質感は良好、保管も効き、数か月はドラッグストアに走る回数が減りそうです。いわば“家計のバッファ”として頼もしい。
ただ今回、投資としての損益が満足感を塗りつぶしました。「どうせ使うし」という家計目線だけで突き進むと、投資の期待値が見えなくなる。この当たり前を、明細の数字で思い出しました。

💣 何が起きたのか:逆日歩がふくらんだ理由
一般信用の在庫が“秒”で枯れ、権利付き最終日の2日前(5/26)に制度信用へ切替。
5月はそもそも優待銘柄が少なく、参加者が集中しやすい地形です。そこへ制度信用×混雑タイミングが重なり、逆日歩リスクを自ら抱え込む形に。結果、43,461円/名義という想定外の重さになりました。
わが家はSBI(私)+楽天(妻)の二名義。実質損益は6,000円 − 43,461円 = -37,461円/名義、合計-74,922円。ティッシュはふわふわ、財布はゴリゴリ——そんなコントラストです。
🧠 来年の自分へ(運用ルールを短く強く)
- 一般信用が無ければ撤退。制度は例外運用。
- 制度で行くなら最小枚数、複数名義は封印。
- 直前に「優待価値 − 総コスト」即時計算。合わなければ未練なく見送り。
✅ まとめ:優待は楽しい、でも期待値は厳格
家庭紙の到着は素直にうれしい。けれど、制度信用×5月は思っている以上に“当たりやすい”地形でした。
次は在庫・需給・タイミングを整え、ルールで感情を止める。これだけで勝率は変わるはず。私の“高級ティッシュ化”の失敗が、どなたかの失敗回避につながれば幸いです。