こんにちは、よろずやです!
今回は、私が保有しているフジ・メディア・ホールディングス(4676)の2025年株主総会における議案について、個人株主としての意見をまとめてみました。
「株主の利益を最大化するために、どう判断するべきか?」という視点から、すべての議案に対して賛否のスタンスを明示しています。
※アイキャッチ画像は株式会社フジ・メディア・ホールディングスのHPから引用
目次
📌 フジ・メディアHD 2025年株主総会の議案一覧と私の賛否
議案番号 | 内容 | スタンス | 理由 |
---|---|---|---|
第1号 | 剰余金の処分(年間配当50円) | 賛成 | 株主還元の姿勢を評価。インカムゲイン重視に合致。 |
第2号 | 定款変更(社外議長化、相談役制度廃止) | 賛成 | ガバナンス改善につながる提案であり支持。 |
第3号 | 取締役7名選任(会社提案) | 反対 | 第6号の株主提案を優先したいため。 |
第4号 | 監査等委員取締役4名選任(会社提案) | 賛成 | 反対しても代替手段がなく現実的判断として。 |
第5号 | 資本準備金の減少(1,400億円→その他資本剰余金) | 賛成 | 将来の自社株買いや配当に備える施策と理解。 |
第6号 | 株主提案:社外取締役12名選任(ダルトン) | 賛成 | 外部視点の導入により企業価値向上を期待。 |
🔍 特に注目すべき「株主提案」第6号議案について
第6号議案は、アクティビスト(企業に変革を求める投資家)「ダルトン・インベストメンツ」からの株主提案であり、現経営陣の構造的な問題に対する抜本的改革を促す内容です。過去の資本効率の低迷や、ガバナンスの形骸化を問題視しており、外部取締役の比率を高めることで「株主目線による経営」への転換が期待されます。
💬 なぜ私は株主提案を支持するのか?
- 長期的にみて企業価値を高めるには、社外の知見やガバナンス強化が必要。
- 会社提案の取締役陣の登用より、新しい取締役陣の登用を優先すべきと判断。
- 資本準備金の減少(第5号)のような株主還元につながる提案は歓迎しつつも、経営体制の刷新とセットで評価するべき。
✉ まとめ|フジメディアHDには変革が必要
株主としての立場から言えば、形式的な承認ではなく「意志ある投票」が企業を動かす第一歩だと感じています。
今後もこのような視点から、
他銘柄の株主提案や総会議案についても積極的に意見を発信していきます!