こんにちは、よろずやです!
今回は、「住信SBIネット銀行(7163)」の株を売却した理由と、その背景について記録としてまとめておきたいと思います。
今後TOB(株式公開買い付け)にどう対応するか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
※アイキャッチ画像の上部は住信SBIネット銀行株式会社のトップページから引用
目次
🏦 住信SBIネット銀行とは?
住信SBIネット銀行は、SBIグループ傘下のネット専業銀行で、住宅ローンやデジタルサービスを強みとする金融テック企業です。
2023年3月にIPO(新規上場)し、多くの個人投資家の注目を集めました。
💡 売却を決めた理由:NTTドコモによるTOB(株式公開買い付け)
2025年5月29日、NTTドコモが住信SBIネット銀行に対してTOB(株式公開買い付け)を実施するという報道がありました。
このTOBにより、今後上場廃止となる可能性が高まったため、私は以下の理由から売却を決断しました:
- TOB成立後は流動性が低下し、売却のタイミングを逃すリスクがある
- プレミアム価格(TOB価格)に近づいた段階で売却益を確定できると判断
- 株式をTOBに応募するよりも、市場で早期に現金化して別の投資商品の購入資金に充当したいため
📈 売却価格と損益
- 取得単価:1,200円(IPO当選)
- 売却単価:4,880円(TOB価格4,900円に近い市場価格で売却)
- 保有株数:100株
- 利益:368,000円(旧NISA口座で保有していたため課税なし)
いずれ旧NISA口座の株は特定口座に移される前に売却するつもりでしたので、まさに渡りに船でした。

📝 TOB時の対応ポイント
TOBが発表されたときの対応には以下のような選択肢があります:
- TOBに応募して売却する(応募受付期間に証券会社を通じて申し込み)
- 市場で売却する(TOB価格に近づいたタイミングで売却する)
- 保有し続ける(非上場化のリスクあり)
今回は「市場売却」にしましたが、それぞれの選択にはメリット・デメリットがあるため、自分の方針にあわせて判断することが大切だと感じました。
✨ まとめ:TOB対応は情報キャッチと判断力がカギ!
TOBは突然発表されることが多く、正しい情報と冷静な判断が求められます。
今回の住信SBIネット銀行の件も、「TOB成立前に市場で利益確定する」という判断が結果的に良い選択になったと考えています。
今後も、保有銘柄のニュースにはしっかりアンテナを張りつつ、柔軟に対応していきたいと思います!