こんにちは、よろずやです!
今回は、株式投資を始めるときによく聞く
「特定口座」「NISA口座」って結局どう違うの?
という疑問にお答えしていきます。
口座の種類によって、税金や手間が大きく変わるので、初心者の方こそ最初に知っておくと安心ですよ!
目次
💡 そもそも「特定口座」「NISA口座」ってなに?
株を買ったり売ったりするためには証券口座が必要です。
そして、その証券口座には主に3つの種類があります。
- 一般口座:すべて自分で確定申告が必要
- 特定口座:証券会社が年間取引報告書を作成(源泉徴収あり/なしが選べる)
- NISA口座:運用益や配当が非課税になるおトクな制度(年間の投資上限あり)
このうち、ほとんどの人が使っているのは「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」です。
🧾 特定口座の特徴とメリット・デメリット
特定口座(源泉徴収あり)
- 【メリット】
- 税金が自動で引かれるので確定申告不要
- 一般口座より手間が少ない
- 【デメリット】
- 20.315%の税金(所得税+住民税)が利益に対して引かれる
特定口座(源泉徴収なし)
- 自分で確定申告する必要があるが、損益通算などを活かしたい人には向いている
🏦 NISA口座の特徴とメリット・デメリット
新NISA(2024年~)
- 売却益・配当が非課税(通常の約20%の税金がゼロ!)
- 年間360万円まで投資可能(成長投資枠+つみたて投資枠)
- 非課税期間は無期限化され、より使いやすく進化!
- 【メリット】
- 利益に対して税金がかからない
- 少額からでも資産形成がしやすい
- 【デメリット】
- 年間投資額に上限あり
- 損益通算や繰越控除はできない
🔄 併用できる?どっちを選ぶべき?
- 原則、特定口座とNISA口座は併用可能!
- 長期保有や配当目的 → NISA口座で非課税の恩恵を
- 短期売買や損益通算を使いたい → 特定口座が便利
💬 目的に応じて使い分けるのがオススメです。
✨ まとめ:目的に合った口座を選ぼう!
項目 | 特定口座 | NISA口座 |
---|---|---|
税金の有無 | 20.315%課税(源泉ありなら自動) | 非課税 |
確定申告 | 不要(源泉あり) | 不要 |
損益通算 | 可能 | 不可 |
投資上限 | なし | 年間360万円(新NISA) |
向いている人 | 短期売買や高額取引したい人 | 長期投資や配当重視の人 |
▶ 次回予告|【株式投資の基礎⑥】初心者が注意すべきリスクとその回避方法
次回は、株式投資を始めたばかりの方が特に気をつけるべき代表的なリスクと、その回避・軽減方法について解説していきます。
「損しないために知っておくべきことは?」「暴落時の心構えは?」など、実体験も交えてお伝えしていきますので、お楽しみに!