こんにちは、よろずやです!
この【株式投資の基礎シリーズ】では、投資初心者の方向けに「これから株式投資を始めるための基本」を一歩ずつ解説しています。
今回は第7回として、株式投資における情報収集のコツと、具体的なツールや媒体についてご紹介します!
目次
なぜ情報収集が重要なの?
株式投資は「なんとなく」で買ってしまうと、大きな損失につながることもあります。
情報収集の目的は、以下のような「納得感のある判断」を下せるようになることです。
- 将来性のある企業を見極める
- 決算や業績の変化を把握する
- 株価の上下に慌てない自信を持つ
初心者のうちは、「何を、どこから見たらいいかわからない」という状態になりがちですので、今回は【最低限チェックすべき媒体・ツール】を厳選してお伝えします!
① 四季報(会社四季報)
📚 特徴:
- 日本株を扱ううえでの“基本の教科書”
- 年4回発行(季刊)
- 各企業の業績・財務状況・業界動向を網羅
💡 初心者向け活用法:
- 気になる企業の「業績推移」や「企業コメント」だけでも目を通す
- 紙よりも「四季報オンライン(有料)」や証券口座内の「四季報連携機能」も便利
② IR情報(決算短信・有価証券報告書)
📄 特徴:
- 企業が投資家向けに発信している公式情報
- 決算内容、今後の見通し、事業説明などが記載
💡 チェック方法:
- 企業の公式IRサイトにアクセス
- 「決算説明資料」や「動画付き説明会」もわかりやすい
- EDINET(金融庁のサイト)でも閲覧可能
③ 株関連YouTubeチャンネル
🎥 メリット:
- 難しい用語や指標を図解・音声付きで理解できる
- 実際に投資をしている個人の視点も参考になる
🧭 チャンネルの選び方:
- 「初心者向け」と明記されているものを選ぶ
- 過度な煽りや根拠のない予測ばかりのチャンネルは注意
④ 証券会社のアプリ・ツール
📱 便利な機能:
- 株価チャート・ニュースの一括表示
- お気に入り企業の決算通知機能
- 企業比較やスクリーニングも簡単
💡 初心者におすすめの証券会社:
- SBI証券、楽天証券など、大手ネット証券には情報機能が充実しています。
⑤ X(旧Twitter)や掲示板
⚠️ 注意点:
- 情報のスピードは速いが、真偽の見極めが必要
- 自分で「公式情報」と「個人の意見」を切り分ける習慣をつける
✅ まとめ|まずは“3つ”だけでも使いこなそう
はじめのうちは全部を追うのは大変なので、
- 四季報で企業を知る
- IRで情報の裏付けを取る
- YouTubeで学びを深める
この3つだけでも、株式投資の見え方がグッと変わってきます。
▶ 次回予告|【株式投資の基礎⑧】株の売り時・利確タイミングの考え方
次回は、「株を買ったあと、いつ売ればいいのか?」という難しいテーマに挑戦します。
利確・損切りの考え方や、初心者がやってしまいがちな失敗例なども交えて、わかりやすくお伝えしていきます!